災害に強いログハウス


シンプルゆえに堅牢、想像以上の耐震性

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 何の前触れもなく突然襲ってくる大地震に見舞われたとき、ログハウスの力はどれほど通用するだろう。  
 綿密な計算に基づいた設計と緻密に加工されたログであることが第一となるが、一見するとただ丸太を積み重ねただけに思えるその外観とは裏腹に、ログハウスは地震に対して極めて強い耐性を秘めているのだ。きちんと設計され、法律で定められた数のダボや通しボルトで繋がれたログ壁なら、想像以上の頑丈さを発揮してくれる。  
 その実例として先の阪神大震災や新潟県中越地震では、被害を受けなかった割合が通常の木造住宅と比べ極めて高く、北海道北西部を襲った地震の際には倒壊を免れたログハウスが避難所として使われという話もある。

オール木だからと侮るな、意外と高い耐火性

 地震と同様住宅の敵となる火災。とくにログハウスは燃えやすい木で作られているだけに、アッとい間に燃え尽くされてしまうと考えがち。ところが、ある程度の太さの木材は、意外にも火に対して驚くほどの耐性があることをご存知だろうか。  丸太に火がついた場合、すべてが燃えることはほとんどなく、表面だけが炭化したところで酸素が遮断され、燃焼が終わってしまうのだ。加えて、熱による強度変化を見ても、鉄やアルミは加熱してから約5分で強度が半分近く落ちるのに対して、木材は20分以上加熱してようやく強度が半分になるという結果が出ている。 また、万が一火災が発生した際、木材は有毒なガスを発生しないので、安全に非難ができるという利点もある。  だからといって、絶対に燃えない素材というわけではないので、しっかりとした防火対策はわすれないように。

手間ひまかけていつまでも、ログハウスは100年住宅

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 海外には100年以上前に建てられたというログハウスが多く、いまそれらを見ても色褪せて見えることがない。  日本にもログハウスと似た校倉造で1000年以上前に建てられた、奈良東大寺の宝物庫「正倉院」が当時のままの姿で現存している。もともと木という素材は経年変化に強く、適切な処置を施せば、抜群の耐久性を発揮してくれる。  つまり、ログハウスはメンテナンスさえ怠らなければ、孫の代まで建ち続けることも可能な住宅といえる。耐震性も定期的なメンテナンスがあってこそ。ログハウスは手をかけてやればやるほど、それに応えてくれる「生きた」家なのだ。

マシンカットログは「実(さね)」と呼ばれる凹凸によって結合性を高めている。(写真)




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