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パン作りに集中するオーナーの育子さん |
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ランチのベーグルサンドは人気商品。まだまだ
内容はすくないが値段はリーズナブルである |
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店内でパンが食べられるように改装して再オープン
のびやかな高原の風景がどこまでも続く岡山県北部
の蒜山高原。自家製酵母を使ったパン屋さん『LOM
A』は、蒜山高原を貫く高原道路沿いに建っている。
目印は片屋根の個性的なログハウス。LOMAとはフ
ィンランド語で「休暇、休息」の意味。店内には木の
ぬくもりがあふれ、店名の通り心休まるほっとする雰
囲気が漂っている。
ログハウスに入ると左手にパン屋さん、正面に北欧
雑貨の店、そして右手にオーロラハウスジャパンの事
務所がある。オーロラハウスジャパンはフィンランドか
ら良質なフィンランドパインを直輸入し、低価格・高品
質なログハウスを提供しているログメーカー。
『LOMA』のオーナー、若林育子さんは、実はオーロ
ラハウスジャパンの社長ご夫妻の息子さんのお嫁さ
ん。育子さんが心をこめてパンを作り、時には若林さ
んが店を手伝ったりしている。
店は昨年の秋にオープン。当初はパンの販売だけだ
ったが、店内やテラスでドリンクと一緒にパンを食べ
られるようにと改装し、今年5月に再オープンした
蒜山の空気と水と食材がパンの中に詰まっている
LOMAのパンは、パンが膨らむ元となる酵母を、ライ
麦、小麦、ミルク、果実、酒種の5種のオーガニック素
材から作る。発酵食品を使った“生きている”パンな
のだ。天然酵母は繊細な発酵食品で、たとえ店が休
みの日でも目が離せない。この酵母を使って焼きあが
ったパンは、噛み締めると小麦のほんのりした甘さが
口に広がり、優しく、どこか懐かしい味わいがある。天
然酵母を使うことで食物繊維がたっぷりで、整腸作
用のほか成人病、大腸ガンの予防にもなるといわれ
ている。パンは育子さん一人で焼くため大量に焼くこ
とはできないが、蒜山高原特産のブルーベリーを練り
こんだり、地元野菜を使っておやきタイプにしたり、種
類はバラエティに富んでいる。
建物のログハウスには珍しい片屋根タイプ。正面の
天井が高く、上部にはめ殺しの窓を設けて採光たっ
ぷりの明るい店になった。フィンランドパインを中心に、地元の杉の丸太も利用した。テラスのテーブル
や入口階段のていねいな造作など、随所にログ職人の心意気が見て取れる。
育子さんは兵庫県の宝塚出身。西宮でパン職人の
修行を積み、若くしてLOMAの主人となった。結婚当初は蒜山で焼いたパンを自ら車で売り歩こうかと思っ
ていたという。店のテラスからは蒜山高原の開放感
あふれる風景が見渡せる。耳を澄ませば野鳥の声。
育子さんはそんな最高の環境で四季を感じながら、そ
の季節を映すようにパンを練り、焼き上げる。高原の時間は都会よりもゆっくり流れる。LOMAは高原のス
ローな時間と味覚を楽しむのにうってつけの店だ。
片屋根の珍しいデザイン。形にこだわらないオー
ロラハウスジャパンらしいログ。
テラスでゆっくりできるのがうれしい。
テラスは風景とパンを両方楽しむ特
等席 |
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