どうせ作るなら賃貸でも自分が住みたい家を作ろう
小田急多摩線栗平駅から徒歩約10分、真新しい戸建てが立ち並ぶ邸宅地に、ひときわ目をひくログハウス群がある。ポスト&ビームの美しい建物に、通りすがりの車も、なんだろう、というようにスピードをゆるめる。ログコテージと名づけられた4棟の建物は、
現在8世帯の家族が入居する賃貸物件なのだ。
オーナーの中山さんご自身が大のログ好き、もし賃貸のログハウスがあれば自分も借りて住んでみたいと思ったところからコテージづくり
はスタートした。賃貸だから間借りだから、という概念を超えた家をつくりたい。表面をきれいに飾った薄っぺらの賃貸住宅が横行する業界に
一石を投じたいという思いがあった。
ところがいくらログメーカーに問合せても、快く話にのってくれる事がなかったという。「どこのメーカーもキット販売が主流で、イレギュラー
な仕事はやりたくないという感じ。どこもとりあってくれなかった」行き詰まった所にログメーカー、アルファフォア社長と出会い、コテージ作り
は動きだした。中山さんの情熱をエネルギーにして、お互いが手さぐりしながらも2004年4棟が完成。ハンドカットを得意とするアルファフォ
アの特徴は、木がもともと持つ曲線や枝振りを最大限に生かしているところ。8世帯の家は、間取りも内装もひとつとして同じものはない。 |