愛犬と過ごす夢心地の生活




風光明媚な城ケ崎海岸 別荘地に立つログハウス

 こんもりと、どこかユーモラスな印象の大室山。伊豆半島の東海岸随一の景勝地・城ヶ崎海岸。伊豆高原は、その間に広がるのどかな一帯だ。
 城ヶ崎海岸の南端に、海を見下ろして広がるのが浮山温泉別荘地。その一画、7 月に出来たばかりのサエラホームさんのログハウスを、取材班が地図を頼りにお邪魔すると… 。
「わんわんわん!」
おや、おや、大きなワンちゃん!
 その隣には、リクライニングーチェアーを平らに倒して、青空に向かって本を広げる男性が…。
「よく、来たね!」
 起き上がりつつ、ご挨拶いただいたその顔には、高原にさんさんと降りい注ぐ太陽のような笑顔が広がる。
 この方が、本日のログハウスにお住いの、オーナー・Mさんだ。

アウトドアの拠点となった憧れの地

 「ここは、マック君との散歩には、うってつけの場所なんです」
マック君と言うのは、冒頭で、我々を迎えてくれたワンちゃんだ。Mさんが家族のように可愛がっている。
「朝、起きたら、まずは、犬の散歩をします。
欠かせない日課です」
お気に入りの場所は、歩いて7 分ほどの赤沢漁港。元気な相棒は大きな体を海に投げ出して泳ぐのが大好きだそう。
 そんなマック君は、アウトドアでのよきパートナーだ。もともとMさんは、野外で体を使うことが大好き。例えば、山登りも歴が長く、甲斐駒ヶ岳、北岳など数々の名峰に登ってきている。そして、ここ近年の登山は、もっぱら、マック君と一緒。ワンちゃんOKの山で、大自然の喜びを分け合っているそう
だ。
そして、この別荘地もアウトドアを楽しむ拠点として求めたものだ。実は、この場所、40年ほど前、釣でよく訪れていたところ。憧れの地は、バブルがはじけた頃、安く売りに出された。
「こんなチャンスはない」
購入に迷いはなかった。
 以来、10年ほどの間、ここには、小さな小屋を建て、畑を作ったり、バーベキューを囲んだり、テントを張ったり、海に出かけたり、いわば、自然に親しむ基地として使ってきた。
殊に、娘さんは、大のお気に入りで、仕事仲間を連れてきては、レジャーとサーフィンの拠点にしてきたという。







 「ここにログハウスを建てよう」
そう思ったのは、今から、2 年ほど前のこと。64歳でリタイアし、貯えは何か有意義なことに使いたい。ふいとログハウスの展示場に立ち寄ったところ…。
「米松のプンとした木の香に「ハッ!」としたんです」
調べれば、ログハウスは、調湿性が高く住むのに快適だそう。自らの手でトンカン、トンカン、棚を作ったりして遊ぶのにもいい。工作には自信がある。自動車メーカーの開発の仕事をしていたMさんは、車・バイクを自らいじるなど、ハンドメイドはお手のもの。裾野の自宅を引き払い、ここで新しい生活を
始めるビジョンがはっきり見えた。
となると、メーカーはどこにしよう。「サエラホーム」というところのモデルハウスは、自分が住むのに手頃な大きさだし、間取りも気に入った。Dログは、外壁はワイルドだけど、内壁はフラット。住むのにちょうどいい。何より、値段が安いのがありかたい。
 「問い合わせをして話を聞くと、真剣にモノ作りをしていることがわかりました。
ニュージーランドの紫外線に強い、いい塗料を使ってるんですよ」
モデルハウスをペースに、自分なりにアレンジをした。基本が安かった分、ログ材にはお金をかけ、いちばん厚い135mmを選んだ。
「迫力があるでしょう。『安い割に本物』。そう思っています」
ロフト部分は洗面所とした。
「2階はゲストルームにしたいので、お客さん用に水場を作りました」
こうして、アウトドアライフの拠点は、住まいへと生まれ変わった。


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取材日は、竣工後まだひと月あまり。Mさんはスタートしたばかりの新生活をめいっぱい楽しんでいる。
 いちばんのお気に入りの時間は、庭にリクライニングシートを出して、青空に向かって本を読む時間。ここは、晴天率が高く、青空が多いそう。傍らではマック君がお昼寝をし、時折、鼻でボール遊びをおねだりする。
 もう一つの楽しみは、たくさんの人に遊びに来てもらうこと。先日も、生まれ故郷の千葉から親戚が十数人集まったという。バーベキューを囲み、伊豆自慢の海の幸に舌鼓を打った。
「普段贅沢しない分、パーツとやりました。
『おもてなし』の心です」
娘さんも父とログの動静からもっぱら目が離せないといったご様子。
「建築中から足を向けては『色はこうした方がいい』とか『手作り家具はもっとログハウスに合うようにしなきや』なんて、辛口批評をしてます(笑)」
生まれたばかりの木の家は、人の輪に、笑顔の花を咲かせているようだ。

■ 取材協力: ㈱サエラホーム TEL.082-256-4550


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