●高原の中の木の呼吸を感じるログハウス
「退職後は働かないと決めていたんです」、というご夫妻。
お二人は自由になった時間を使って、家の周りに南北とても素敵な庭を創り出
している。自然を愛しながら暮らしているライフスタイルが伝わってくる庭だ。
ログハウスは、岡山県の北端、大山と蒜山の麓に広がる蒜山高原に建ってい
る。高原に吹く風はかなり強風の日もあるが、南北に大きく開いた窓を通り抜け
ていく風が心地良いそうだ。
もともとのお住まいは、岡山市内。市内から蒜山までは車で約2時間。現在はも
との家に娘さんのご家族が住み、Kさんご夫妻はひと月の内、3週間くらいを
ここ蒜山で暮らし、残りの1週間を娘さん一家と共に過ごしている。はじめに家
を建てる際に。広葉樹の林の中で暮らしたいと思っていたが、湿気が多すぎる
ことがわかったのであきらめ、山の少し上へ行くと雪が多く、生活には不便なの
でやめて…と探していく内に、高原リゾート地としても有名なこの場所に、希望
にぴったり合う土地を見つけられた。
最初は藁葺き屋根の古民家を探し、改築して住むのが理想だった。ところが実
際に見てみると、少し手を入れたくらいでは、とても住めるものにはならないこと
がわかった。そこで、オーロラハウスジャパンの展示場を訪れてみたところ、断然
ログハウスが気に入り、ようやく建てる家も決まった。そうして住みはじめて5年が経ち、ログハウスの良さを実感している。
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「山にはロ
グハウスがいいんですよ」、とKさん。冬の寒さがかなり厳しいこの土地で、木の保温効果とペアガラスの入った窓が、家を暖かくしてくれている。近所の一
般建築の家と比べると、冷え方がまったく違うそうだ。そしてもう一つ気づいた
点は、ログは匂いも吸ってくれるということ。ご主人のKさんは喫煙家だが、家に
まったく匂いがつかない。木が呼吸しているからでしょう、と奥様。
吹き抜け
の広い空間のおかげもあって、家の中は本当に清々しい空気に満ちている。さらに、この家には居心地をよくする強力な助っ人も…。それは、リビングに置か
れた石の薪ストーブ。通常の薪ストーブと異なるのは、薪を焚いた炎の熱で空
気を暖めるのでなく、炎で石が熱せられ、熱を持った石が空気を暖める。「実は、
展示場へ行っていちばん気に入ったのが、この薪ストーブなんですよ」と、嬉し
そうに口を揃える。石を熱するといっても、表面は手で触れる温かさでまったく危
険はない。見た目にも重厚感と暖かさのある石のストーブは、リビングの雰囲気
をつくり出す重要な存在になっている。
K邸では、時折ご近所の友人たちが集い、賑やかなパーティーが開かれる。
隣人の中には、都市部から移り住んだ人もいれば、別荘を持ち訪れてくる人も
いる。自然に気の合う同士で集まって、代わる代わるお互いの家を訪ねるように
なり、バーベキューをしたり、カラオケパーティーを開いたりと楽しんでいる。
「ストーブ用の薪も、近所の人から古材をもらって、何年分かは不自由しないん
です」、とにっこり。静かにガーデニングを楽しんだり、時に楽しくさわいだり。充
実したセカンドライフを過ごしているお二人だ。 |
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