雰囲気があるチンクダブテイルの家



引っ越して1週間の林邸はオールドログの 雰囲気があるチンクダブテイルのハンドカットログ


大家族が力を合わせて家づくり

ダミー画像

  林家で木彩工房の辻さんの手による家を提案したのは、オーナー重光さんの母、京子さんだ。ある縁で知った辻さんのログハウスを好きにな り、辻さんが手がけた全部のログハウス見ているという。それでも、まさか自分が住むことになるとは思っていなかったそうだ。林家では、サン ダーがけ、塗装、チンク作業などを家族全員の協力の下に行った。その時お腹に栞莉ちゃんがいた津夕子さんだけは力仕事には加われなか ったが、父、敬一さんはチンク作業を一人で行ったほか、ダイニングテーブルや椅子を制作。京子さんは塗装を担当したほか、いただきものの カップボードの塗装を剥がしてリメイクするなど、ご両親は大きな戦力だった。それでも「本当に大変な作業だった」と重光さんは言う。
  そうして出来上がったログハウスには、大家族にふさわしい貫禄がある。オールドグロス(原生林から切り出したログ)のレッドシーダーを惜し げなく使い、日本ではめずらしいダブテイルノッチとチンキングで仕上げたこの工法は、くるいがなく気密性の高いものになることが最大の特 徴だが、デザイン的にもかなり印象的だ。とくに林邸では極太のレッドシーダーとチンク部分がつくる大きな幅の縞模様が美しい。オールドグ ロスのログは予定よりもさらに太かったため、1階の天井高が20cm高くなり、全体的により堂々とした構えになった。
  「実はまだやることはいっぱい残ってるんです」と言う重光さん。力強い創造力のある林家の面々が、これからどんな風に家を仕上げていく のか、楽しみに見守りたい。

すっきりとした印象の明るいリビング。家の外側と内側はまったく違うコンセプ トでつくったという。

  
左:設計よりも1段増えた階段。という のもログが予想以上に太く、壁の1 段1段が高くなったから。
中:キッチンは対面式のカウンターで 簡単にリビングと区切った。
右:ベランダの手すりはこれからつくる ところなので、今は開放感抜群


ログハウスDATA

■延べ床面積 128.00/1階 70.00/2階 58.00/デッキ 38.00/グルニエ 6.25
■着工日 平成17年8月20日  
■完成日 平成18年5月20日
■加工法 ハンドカット  ■構法 丸太組構法 ■使用ログ材 ウエスタンレッドシーダー サイズ500Φ/135mm×185mm
■基礎 ベタ基礎 ■外部仕上  屋根材=ガルバリウム鋼板/建具=ローエン(木製ペアガラス アルミクラッド)/塗料=プラネットカラー(3回塗り)
■内部仕上 天井材=パイン材/床材=ラスティック オーク/内壁材=ウエスタンレッドシーダー
■工費 総工費=3545万円 基礎工事費=130万円/ログ材料費=2005万円/組み上げ・大工工事費=450万円/屋根・板金工事費=120万円/塗装工事費=25万円/設備工事費=300万円/その他=515万円
■設計・輸入・施工 有限会社木彩工房
取材協力/有限会社木彩工房 TEL:0761-73-2769







このページの先頭へ