家族みんなが集まる家






1.リビングからキッチンを望む。キッチンに隣接する部屋は家事室。これも奥様の希望から生まれた。廊下との境にはドアを設けていない。
2.2階からダイニングスペースを見下ろす。このアイデア、ぜひ参考にしたい。
3.主寝室 
4.2階ホール。奥が吹き抜け構造部分。
5.奥様の希望で吹き抜け構造にしたダイニングスペース。円形の作り付けのテーブルが、「お母さんの周りに集まる」効果を生んでいる。シンク上の吊り戸棚は電動で昇降する。これなら頻繁に使うものを収納しても大丈夫。
6.ダイニングスペースからリビングを望む。吹き抜けを通して、太陽の光がいっぱいに差し込んでくる。
7.「モデルハウスで見た和室が素敵だった」ので、富山家でも採用することに。
8.思い思いにくつろぐ富山さんご一家。リビングでは床に座ることが多いので、あえて窓の位置を低く取った。 だから、座りながら窓の外を眺めることも可能。
9.七星(ななせ)さんの部屋は、ブルーとホワイトを基調に落ち着いた雰囲気になっている。 
10.睦月ちゃんの部屋。少しおしゃまだが、家事を手伝うのも大好きだ。全体をピンクで統一。 
11.二人の女の子に比べれば、やはり男の子っぽい拓海君の部屋。 12.小庇があるせいか、ログハウスというより一般住宅の趣が強い。周囲とも違和感なく調和している。周囲には、 スモモや柿といった実のなる木が植えてある。

総2階建てに魅力を感じマシンカットを選択

 富山さんご一家は、奥様の範子さんと3人の子供の5人家族。 これまでは古くからの家に住んでいて、「そろそろ改築して子供たちの部屋を設けなければ」と思っていた。そんなときログハウスと出会い、 総2階建てが可能と知り、本格的にプランニングしてみることにした。「自宅として使用するにあたり、メンテナンスの楽さと使い勝手のよさでマシンカット・ログハウスにしようと思いました。だけど、い くつか検討したモデルは、ほとんどが4人家族を想定したもの。
  ウチは5人家族だから、どうしても部屋数が足りなくなるんです。そんなときTALOさんの総2階建てのプランと出会い、これなら5人家族でも満足できる間取りが可能だと確信しました」そんなふうに 語る富山さん。「以前からログハウスが好きだったというわけじゃありません。でも木づくりの家には興味がありましたね。 特に娘が喘息で苦しんでいる姿を見てからは、新建材の家には疑問を持つようになりました。その意味ではログハウスは無垢材を使っているわけですから、私が望んでいた建物でもあったわけです」。

限られた空間にご夫妻の希望を盛り込んで

 モデルハウスを見て回るのが好きだと語る、奥様の範子さん。青森の実家に帰った折、たまたまログの モデルハウスを見て興味を持ったと言う。だからご主人の選択に異論はなかった。「私は吹き抜けがほしかったんですが、総2階じゃ難しいですよね。 そこを無理を聞いてもらって、ダイニングスペースの上に吹き抜け空間を設けてもらったんです。主人は最初「寒いんじゃないか?」と反対でしたけど、一度暖まった部屋は一日中暖かいんです。
  それと、『ご飯ですよ』って2階に声をかけやすいですしね(笑)」。家族との会話も楽しみたい、テレビだって見たい…そんな希望もあって、キッチンはオープンな設計を望んだ。「でも、全部見えるのもイヤ」ということでカウンターを設けてもらい、それを囲むようにダイニングテーブルを作り付けに。 リビングを見渡すと、通常よりも窓の位置が低いことに気付く。これは「床に座ってくつろぐのが我が家流」というご主人の意見を採用したもの。打合せのときも寸法を指定したのだとか。それ以外にも、 コーナーを有効活用するアイデアや、引き戸やドアを減らして余計な建具を付けないといった考え方も盛り込まれた。
  「ドアがあると、どうしてもこもりがちになってしまいます。私たちが考えた家は『家族みんなが集まる家』。そして、『どこにいても人の気配が感じられる家』です。建具は、後で必要に応じて取り付ければいいんですから」そんなご夫妻の言葉を裏付けるように、いつの間にかみんながリビングに集まってきた。もちろん笑顔とともに。

モデルハウスを見て回るのが好きだと語る、奥様の範 子さん。青森の実家に帰った折、たまたまログのモデル ハウスを見て興味を持ったと言う。だからご主人の選 択に異論はなかった。

ダミー画像

 [兵庫県相生市]富山邸
家族構成 :2人+子供3人
加工法:マシンカット
延べ床:149.2m² 
総工費:2890万円


ログハウスDATA

■延べ床面積:149.2 1階:77、2階:72.2  デッキ(バルコニー含む):28.3
■構法の種類:丸太組み構法
■主構造材の種類:フィンランドパイン
■基礎の種類:布基礎
■屋根材:洋瓦
■外壁材:フィンランドパイン 
■内壁材:フィンランドパイン
■天井材:フィンランドパイン 
■床材:フィンランドパイン
■総工費:2,890万円
■工事着工年月:2002年10月
■完成年月:2002年12月建物使用目的:住宅
■設計 (有)TALO建築設計事務所
■施工 林建設

木の家vol.3より転載





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