じっくりと1年以上の時間をかけていくつもの展示場を見てまわる日々
この辺りの名産品として知られる、落花生の畑が広がる千葉県八街市ののどかな田園風景。そして、住宅地の中にゆったりと居を構
えた丸山さん一家のログハウスが見えてくる。
「学生時代からひとり旅をすることが好きだったんですよ。それで日本はもとより、アメリカや中国といった外国をまわっていました。
いろいろな場所でその土地ならではの建物と出会ううちに、自然とログハウスに住んでみたいな、と思うようになったんです」という
のは、一級建築士の資格を持つご主人の丸山隆行さん。そして夢は、建築会社への就職を経て15年程が経過した後、見事に結実する
こととなる。ただ、構想することから実際に建築にいたるまでには、少し時間がかかったのだとか。丸山さんが当初持っていたのは、「
ぱっと見てシンプルな作り」という漠然としたイメージだけで、具体的な形を描くことができずにいた。そのため、ログハウスに関する
書籍を数多く読むことにはじまり、カタログを取り寄せて目を通し、山中湖や野田などの展示場めぐりを1年以上続けた。「自分が家作
りに携わってきた経験から感じるんですが、カタログを見ているだけでは絶対にダメなんですよ。とにかく、実物を自分の目で見て、実際に自分の手で触ってみないことには、ものの本当の良さというのはわかりませんからね」
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