個性的な最新実例を満したログハウス専門誌
アシタバ、ウツボ、べっこう丼、
ログハウス食堂で出会う島料理。
四季の味 まんたて
[四季の味 まんたて]
東京都大島町元町字野地? TEL 04992-2-0007
営業/11:30〜14:00、17:00〜21:30
定休日/火曜
大島名物「べっこう丼」1285円。白身魚をタレに 漬けこむが、店によって味が違う
アシタバの若葉をからりと揚げた天ぷら495円。 アシタバの香りが体にやさしい
なんと万立浜産の新鮮なウツボが料理に! ウツ ボのカクテル仕立て875円。
「四季の味 まんたて」の近くにある自家農園のアシタバ畑。木漏れ日がさしこむ。
島ではゆる〜い時間が流れる
無垢の木がナチュラルな雰囲気。テーブル席のほか、個室とし て使える座敷もある
木製のテラスもあり、リゾートらしい雰囲気が漂うログハウス
本土では味わえない島料理は天然の素材を大切にした健康食品である
「グローバル スポーツクラブ」のすぐ近く、うっそうとした草木が道端に茂る細い道を車で進むと、木々の間から海が見えた。海を見下ろして たたずむログハウスが、地元の島民たちに親しまれている食堂「四季の味 まんたて」。
車を降りれば、聞こえてくるのはかすかな潮騒と鳥のさえずりのみ。夕刻は海に沈む真っ赤な太陽が目の前に迫り、人々が集まり始める。
「店をログハウスにしたのは、自然志向の建物に憧れがあったからです。目の前が海なのでメンテナンスが大変ですが、天然素材に囲まれ ているとやはりいいですね。中にいると風の音が聞こえないほど静かですよ。ログハウスといっても国によって気候風土が異なるので、国が 変われば仕様も違います。その土地に合う造りなのかどうかを見極めることが大切。ログ選びは、実際に住んでいる人の話を聞いてみるの が一番だと思います」と語るご主人が作る料理は、大島ならではの素材をふんだんに取り入れたもの。なかでも自家農園で栽培しているア シタバ料理は定番。
アシタバは海岸近くに生えるセリ科の多年草で、高さ約1メ ートルほどに育つ植物。葉を摘んでも翌日若葉が出てくるほど強いことから、名 付けられたとされ、大島では広く栽培されている。栽培ばかりか、島のあちこちで すでに野生化している健康野菜だ。若葉のおひたしや、からりと揚げられた天ぷ らなどで味わえる。
そのほか、「亀の手」と呼ばれる貝とアシタバ入りの吸い物、メダイやメジナなど その日に大島で水揚げされた白身魚をタレに漬け込み、ご飯にのせた大島名物 の「べっこう丼」、すぐ目の前の万立浜で獲れたウツボ料理など、「ええっ」と驚 くような、素材の味わいを生かした島料理に出会える。
すぐ近くにはオーナーの母たちが営む民宿があるので、大島の地焼酎「御神 火」などとともに料理を楽しみ、潮騒の音を聴きながらゆっくりと泊まるのも一 興。近くには自家農園のアシタバ畑が広がっているので、翌朝、少し早起きして 散策してみるのもおもしろい。
民宿ではウコッケイを平飼いにしているので、翌朝は運がよければ貴重なこと で知られるウコッケイの玉子が味わえる。
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