北海道で見つけた、とびっきりのログハウス



夏になるとラベンダー一色に染まる花の町、中富 良野。町を貫く国道237号線から少し脇に入ったと ころ、十勝岳連峰を一望する田園地帯に、赤い屋根のログハウスがぽつんと建っている。







家族4人でセルフビルドした自由設計のキットログ

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カフェ「ほわいとすとーぶ」は家族4人でセルフビルドした大きな角ログの家。オリジナルカレーやパスタ、ホ ームメイドのケーキが自慢のアットホームなカフェだ。店内の壁面にはオーナーの下田さんが撮影した富良 野の風景写真が飾られている。家の前にはラベンダー畑が広がり、秋はコスモスが周囲を彩り鮮やかに染 め上げる。   下田さんは美瑛町生まれ。高校卒業後に東京へ出たが、富良野の自然の美しさを都会で実感して2年で 戻り、地元で再就職した。下田さんの趣味はツーリングと風景写真の撮影。富良野は風景写真を狙うカメ ラマンにとって、これ以上ないほどの自然にあふれている。作品が増えれば増えるほど、写真を展示するギャ ラリーを兼ねたカフェの建設が下田さんの夢になった。   下田さんは12年間のサラリーマン生活を経て、夢だったログハウス建築に着手。木工作業にも興味があっ た下田さんはセルフビルドを選択した。1人で建てるわけではなく、奥さんやご両親という強い味方もいた。メ ーカーは雑誌で見つけたTALOインターナショナルの自由設計 のキットログを選んだ。カフェの営業に最適な、見晴らしがよく て国道から近い土地も知り合いから紹介してもらった。着工は1 998年の春。最初に運ばれてきた部材の多さを見て「果たして いつ終わるのやら。セルフビルドは無謀だったかも」と思ったと いう。完成まで約1年。下田さんは「ログの反りの矯正や重い 建具の運搬など苦労した点はたくさんあるけど、今思えば意外 と早く終わったかなと思う」と振り返る。   店舗と住居兼用の大きなログハウス。庭には広大なラベンダー 畑を作った。完成後はセトリングの大きな音に「これがセトリン グの音か」とワクワクドキドキしていたという。フィンランドパイン の角ログは端正ですっきりとした表情。赤い屋根が十勝連峰の 山並みによく映える。店内で最初に訪れる人を迎えるのは、店 のシンボルの白い薪ストーブ。角ログの平らな壁が、下田さんの 写真を引き立てている。


1)ログハウスの周囲は見渡す限りの田園風景が広がる。
2)入口に置かれた愛用のバイクは昭和62年製造のもの。
3)店内は木の温もりがいっぱい。昼と夜では別の表情になる
4)店のシンボルのホワイトストーブはヨツール製。
5)ログに使うダボを利用して手作りした時計。
6)とろりとした食感のホワイトチーズケーキ300円とブレンド   400円。ケーキは奥さんの担当ですべてホームメイド。
7)壁にはオーナー撮影の写真が整然と飾られている。
8)オーナー愛用のカメラもインテリアのひとつとして展示。
9)ロフトへ通じるフィンランド製の木製螺旋階段。 ロフトはフォトギャラリーになっている。



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ロフト付きのコテージは高台の斜面に建てられ眺めがいい。かなやま湖周辺にはラ ベンダー園や牧場など観光スポットも多彩。湖でイトウ狙いのフィッシングもいい。そ んな南富良野のレジャーの拠点として、ロングステイしたくなるホテルだ。





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