北海道で見つけた、とびっきりのログハウス



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町の東西を清流・空知川が貫き、かなやま湖が豊かな 湖水をたたえる南富良野町。かなやま湖は1m50cmク ラスの“幻の魚”イトウが生息する湖として知られる 神秘的な湖。カヌーのメッカとしても有名だ。ログホテ ルラーチはそのかなやま湖を樹間に見下ろす高台に ある。ラーチとはカラマツのこと。その名の通り、周囲 をすっぽりとカラマツ林に囲まれた、町営のリゾートホ テルである。

↑コテージは高台の斜面に建てられ眺めがいい。かなやま湖周辺にはラ ベンダー園や牧場など観光スポットも多彩。湖でイトウ狙いのフィッシングもいい。 そんな南富良野のレジャーの拠点として、ロングステイしたくなるホテルだ。






野生のモモンガが住むカラマツで作ったログハウス

 木は伐採されてログ材になっても呼吸し、生き続ける。生まれ育った環境でそのままログハウスになれば、腐ることもなく耐久性が増す。ラーチには本館の客室9ルームを備えたログホテルと9棟のコテージ、さらにログ・レストランがあり、そのほんとんどに地元産のカラマツが使われている。マシンカットのカラマツのログはぬくもりと独特の香りがある。けして驚くほど太い丸太があるわけではないが、周囲を覆うカラマツがそのままログハウスになったと思うと、不思議な安心感がある。
 本館の客室はツインが6室、トリプルが3室。どれもメゾネットタイプで天井が高く、開放感がある。テラスも広々として、隣室のテラスとはログでしっかり仕切られている。全室が湖向きに作られ、かなやま湖が樹間に見え隠れする風景はロマンチック。夜は満天の星空に包まれる。
 コテージは8人用が3棟、5人用が6棟。広々としたリビングとベッドルームを備え、爽やかなカラマツの香りが漂う。キッチンがあり自炊もOK。別荘のように、あるいは隠れ家のように、自由なスタイルで利用できる。
また、このホテルの最大の魅力はレストランにある。敷地内で一番大きいログハウスがレストラン棟。ランチメニューは洋食、イタリアン、フレンチ、和食とバラエティに富んでいる。ディナーはフレンチのコース料理。素材は地場産の新鮮なものにこだわり、南富良野の野菜、十勝牛、富良野ポークなどが彩り豊かにテーブルに並ぶ。イトウも養殖ものながら味わえる。
 このレストランのテラスにはモモンガが住み着いている。スタッフがヒマワリの種を梁の上に置いたらそのまま居着いたらしい。夜行性のため昼間は見ることはできないが、夜になるとテラス上の屋根近くから、森へ滑空する姿がまれに目撃できる。野生のモモンガも、カラマツのログハウスはお気に入りのようだ。


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 ラーチはカラマツ林に囲まれた、カラマツのログで作ったロ グハウス村。レストランでは地の食材を、目と舌で味わえる ように繊細に盛りつける。写真はイメージ。


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 フィンランドからシベリア鉄道に揺られてやってきた、半ば化石化して銀色になったシルバーパイン。北欧で今も生産されるレッ ドウッドをシルバーパインと呼ぶこともあるが、この化石化したシルバーパインは簡単に入手できない。節を落とさず、口径の 異なるログを積み上げる技術には目を見張る。樹齢数百年、さらに氷付けにされて数百年。その悠久の時間の重みが、ログか ら醸し出されている。







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