北海道で見つけた、とびっきりのログハウス



 かつては釧路湿原に匹敵する広大な湿原 地帯だった勇払原野。工業化の波はその湿 原を狭めてしまったが、美々川とウトナイ湖 周辺はかつての勇払原野の面影を残す手 つかずの自然が広がっている。一帯はハク チョウをはじめさまざまな水鳥の重要な中継 地であり、野鳥たちの楽園となっている。その美々川はカヌー愛好者憧れの清流。そのほとりに、大きなログハウスのレストラン 「びび」が建っている。

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レストラン「びび」の正面入口、ここからすでに食への期待が高まる。入口に置かれた愛嬌のあるシェフの人形が今日お薦 め品を教えてくれる。さらに、ここでしか味わえないケーキに出会えたら最高の幸せというものだ。




和牛の炭火焼が味わえるアートフルなログ空間



 新千歳空港から国道36号線を経由して車でわずか10分。道央自動車道の苫小牧東ICからも10分と いう好立地。ダグラスファーのハンドカットログをふんだんに使った、風格あるログハウスである。屋根の 形に特徴があり、大屋根の上に小屋根がついている。本州の養蚕農家の古民家の屋根に「気抜き 屋根」という独特の建築様式があるが、それとほとんど同じ形。このログハウスは焼肉&ステーキの炭 火焼きの店のため、天井にまわった煙がそのまま抜けていくように設計したらしい。
  ログハウスは築11年たつが、実は所有者は2年前に代わっている。以前も焼肉&ステーキの店だった が、現オーナーはこのすばらしい自然条件に恵まれながら建つログハウスが売りに出されると聞いて飛 びついたとか。ダグラスファーの丸太は太く、アーチカットもダイナミック。ハンドカットのログは焼肉の煙 の影響があるのか、艶が出て木目が美しく浮き出ている。テーブルも椅子もすべてダグラスファーの丸 太から作ってある。
  広々とした庭も魅力のひとつ。木々にエゾリスが駆け回り、野鳥のために作った餌台にはヒヨドリや シジュウカラなどの野鳥が集う。早朝にはテンの姿も見られるという。庭というより、よく手入れされた自 然公園のようだ。そして裏手にまわれば清流・美々川がゆったりと流れ、まるでヨーロッパの絵画を彷彿 とさせる景色である。
  店内からは正面の庭も裏手の美々川の流れも同時に見渡せる。壁には著名作家の絵画が飾られ、 ギャラリー風の雰囲気も漂う。メニューは白老牛・平取牛や中札内地鶏、生ラム、富良野産豚スペア リブなど。丸太のテーブルに設えた炉には炭火が赤々と燃えている。清流を下るカヌーや野鳥を眺めな がら地の素材を味わう、心休まるロケーションのレストランだ。

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おすすめの白老・平取牛特上サーロインステーキ4200円(200g)。ステーキも目の前の炭火で、自分の好みの加減に焼き上げる。



 



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