ウッディハマーがカウンターバー作りを伝授




多彩に利用できる遊び心満点のバー

 今回のテーマは“持ち運びのできるカウンターバー”。屋内での使用はもちろんのこと、ログハウス のウッドデッキに設置したり、緑豊かな庭にバースペースを作ったりとアウトドアでも大活躍してくれそ うなアイテムだ。チャレンジするのはおなじみのウッディハマー代表・横浜一雄さんと主任・津島英一さ ん。さっそく編集部は彼らが本拠を構える千葉県茂原市の工房へ向かった。田園風景に囲まれたのど かな環境と同じく、現場のムードは終始和やかながら、作業工程はじつにスムーズ。途中、寸法の不一 致や完成図の変更などもあったが、2人はあわてることなく的確に対処。プロの職人ならではの技術と 創造力を存分に披露してくれた。それでは約5時間にわたる作業工程を紹介しよう。? 自分だけのオリジナルバー作りに役立ててほしい。


脚と前板、側板を作る

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1.材料・工具を用意
今回作るカウンターバーは2つでひと組の携帯式。片 手でひとつずつ持てるように、材料は各15~20kgの重 量におさめるのが理想だ。経験豊富なウッディハマーの お二人は頭の中の完成図をもとに作業を進めたが、慣れ ていない場合には実際に図面を書いたほうがよい。図面 が固まったら材料と工具を用意。まずは脚、前板、側板を 加工、次にそれぞれを組み立てる。
 今回は脚に1.5(1寸5分)×1.5の角材、前板・側板に3×6尺の合 板、天板に1×6、1×4のパイン材などを使用。工具は電動丸ノコ、 インパクトドライバー、グラインダー、サンダーを用意した

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2.脚作りからスタート
加工した脚はカウンターひとつにつき4本、 全部で8本が必要

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角材をL字に加工する。側面に電動丸ノコを 当てて刃の位置を調整し、厚さ約1cmの前板 と側板がぴったり入るよう、幅2cm、深さ2cmほ ど切り落とす

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脚は完成した状態を考慮して、イスに座ってい ても立っていても不自由なく利用できる長さ約 80cmにそろえた。切り落とした端材は補強材 として使うのでとっておく

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加工した脚をサンダーでヤスリがけ。脚の外側 は直接肌に触れる部分なので、凹凸面がなめ らかになるよう仕上げる

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3.前板を作る
カウンター前面に使う厚さ約1cmの合板を2 枚加工する。今回はカウンターの横幅を約 80cmにそろえた

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脚より短い寸法に前面の板を切り落とす。組 み立てたときに歪みが出ないよう、切断面は 必ず90度に。既成の合板は直角がとれてい るので、必ず印をつけておく

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電動丸ノコを使い、切り落とした合板に縦の切り込みを2本入れる 。深さは2層目を目安に3mmほど。外側から見ると、3枚の板を張り 合わせたようになり高級感が出る。合板は木目のラインがきれいな 方を表に使い、切り込みもそちらに入れる

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4.側板を作る
同じ大きさの側板を4 枚作る。横幅は約 30cm、縦は前板と同じ長さになるよう寸法を 合わせて電動丸ノコでカット

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前板と同じように、切り込みを縦に一本入れて 側板は完成



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5.組み立てる
まずはL字の脚の内側に側板をはめ込み、イ ンパクトドライバーで一辺に5~6本のビスを 留める。角材の曲がりやしなりで脚と板のあ いだにすき間ができることが多いので、この 時点でしっかりとビスを留めておく

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天板がぴったりとはまるよう、側板の上側は合 板の厚さ分だけ余らせておく

 




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